老舗スーパー「成城石井」が、飲みやすさを追及した新たなワインを独自に開発した。目指したのは「ワインは苦手」という人が「これなら飲める」「これはおいしい」という発見がある、「私のためのワイン」。成城石井は年々店舗数を拡大させているが、柱となっているワイン事業は近年売上不振に陥っていた。そこでワインの価値を再構築したいと、新たな商品開発がスタートした。試行錯誤の上誕生したのがフルーティーで飲みやすさを追求した白ワイン「アイスサマーヌーヴォ」で、原料に南アフリカで収穫した「シュナンブラン」を使用した。氷を入れたり、凍らせたフルーツやアイスを入れた飲み方も提案している。また渋谷、恵比寿などにワインバーをプロデュースし、試飲イベントを実施して若者がワインと出会う機会を創出している。
