山崎愛柚香さんは父から思いを受け継いで多摩川の生態系を守る活動をしている。「ふれあい移動水族館」では本物の生き物たちと触れ合いながら命の大切さや多摩川の現状を伝えている。移動水族館に訪れた子どもたちは「カメを触る機会がないから触れてよかった」などと話した。「ふれあい移動水族館」を始めたきっかけは父:充哲さんが愛柚香さんの通っていた幼稚園に調査で捕まえた生き物たちを連れて行ったことだという。愛柚香さんは子どもたちへ生き物を飼育する上での責任と楽しさを伝え、関心をなくさずにいてほしいと語ったという。愛柚香さんは「父が早くに亡くなってしまったので、ここから先は地道に自分の時間と体を使って技術習得し、子どもに何を聞かれても答えられる存在になろうと頑張っている」と言った。