- 出演者
- 内藤俊太郎 三上萌々
オープニングの挨拶。
台風5号は今日午前にも東北に上陸し横断する見込み。青森・宮城・岩手では線状降水帯が発生する可能性がある。気象庁は夜遅くにかけて土砂災害などに注意を呼びかけている。
台風による交通への影響。JR東日本によると、東北、秋田、山形新幹線の上下線で遅れや運休の可能性があるとしている。日本航空では青森、秋田、仙台、山形などの空港に発着する78便の欠航をすでに決めていて、7000人以上に影響が出ている。また全日空は青森空港を発着する8便の決行を決めた。
先日、沼津市に真新しい「排水ポンプ車」が導入された。トラックに発電機とポンプ4台が搭載されている。記録的な大雨で雨水があふれた街に駆けつけ、水をくみ上げ、狩野川など堤防がある大きな川に雨水を捨てる。ポンプ4台をフル稼働させると一般的な25メートルのプールが15分ほどで空になる能力。去年6月、台風2号が接近した時には、狩野川に雨水を捨てる排水機場が止まって浸水被害が拡大。国土交通省から排水ポンプ車を借りて、急場をしのいだ。沼津市は、自前の排水ポンプ車を導入するため去年9月に予算を組み、ようやく車両が届いた。早速今年6月に大平地区の雨水を排水するため2回稼働している。水機場が完成する2026年度まで、この設備で大雨被害の軽減を目指す。さらに、いかに運用するのかが大事だと現場は気を引き締めている。
福島県を訪問している佳子さまは2011年に豪雨被害を受けたJR只見線を視察し地元の子どもたちと交流された。佳子さまは子どもが観光列車を走らせるための署名活動を行い、約3700人の署名を集めたという話を聞き、「すごいですね」と驚かれたという。その後、三島町の只見線のビューポイントを訪問された。佳子さまは、子どもたちからプレゼントされた手作りの旗を振りながら、列車が通過するのを最後まで見守られていた。
パリオリンピックのマラソン競技で選手たちが走ったコースを走る市民マラソンに約4万人が参加した。市民マラソンは42.195キロと10キロのコース、127の国と地域から約4万人が参加した。ランナーたちはパリ市庁舎をスタートし、ゴールのアンヴァリッドを目指した。
富士市のまつり会場で先月販売されていたのは、富士のほうじ茶を使ったドリンク。手掛けているのは富士市内の若手茶農家。気軽にお茶を楽しんでもらいたいと話す山田さんたち。お茶の質にこだわっており、ほうじ茶になる茎の部分の中でもよりすぐれた茎を選別していく。一番茶の煎茶を作る工程の中からほうじ茶の原料となる茎はわずか2パーセント。お茶の栽培から製造、包装まですべて茶農家が仕上げる。富士山のように凛とした気品のあるほうじ茶にしたいと「凛茶」と名付けた。茶農家のほうじ茶に対する情熱が込められた「凛茶」が富士市から世界へ広がりをみせる。
避暑地として知られる松本市の乗鞍高原。その三名滝の一つとして知られる「番所大滝」は標高1200メートルほどにあり、高さ40メートル、幅15メートルを誇る。取材班の温度計は22度を示しており、松本市街地と比べても10度ほど涼しい気温。三名滝のもう一つ、標高1500メートルほどにある「善五郎の滝」は20メートルの落差を豪快に流れ落ちる。
気象情報を伝えた。台風5号は朝~昼前にかけて東北地方に上陸し、横断していく見込み。青森・岩手・宮城に線状降水帯予測情報が発表されている。
遠くを見つめる高齢の人たち。皆79年前の8月9日、午前11時2分に長崎市上空で炸裂した原子爆弾のことを思い出している。これまで75人の被爆者を撮影してきた福岡市に住む写真家、松村明さん。今年5月にも長崎市に住む2人の被爆者を訪ねた。この日撮影に応じたのは96歳の林田進さん。17歳の時爆心地から3キロの地点で被爆した。松村さんが被爆者を撮影するようになったきっかけは被爆2世の妻、麻実さんの存在。麻実さんの父親は、長崎造船所で被爆。松村さんはカメラマンとして働いていた新聞社を2005年に退職。その後本格的に原爆に関連する写真を撮影するようになった。松村さんが最初に撮り始めたのは被爆マリア像などの遺構。撮影を重ねる中で別の思いが芽生えてきた。松村さんは、被爆した人たちの写真で原爆被害の実態を表現したいと思ったが、応じてくれる人はなかなか見つからない。そのような中、初めて撮影に応じてくれたのは長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄さんだった。郵便配達中に被爆した谷口さん。背中には大きなやけどの痕が残っていた。厚生労働省の調査によると広島と長崎で被爆した人たちの平均年齢は、今年3月末時点で85.58歳となっている。被爆者の高齢化が進む中、松村さんは焦りを感じている。77歳の松村さんは、体力が続く限り被爆者の姿と言葉を記録し続ける。
コロナ禍などによる中断で5年ぶりに復活した盆踊り大会。平日にもかかわらず大勢の人で賑わった。参加者の中に誰よりもこの日を心待ちにしていた人が地元の町内会長、小園さん。この敷地はイズミが51年前中国地方で初めてとなる郊外型商業施設を出店し、去年「ゆめテラス祇園」として生まれ変わった。オープンセレモニーには地元出身のアンガールズ山根さんも出席し、イズミの山西社長と思い出の行事について語った。盆踊りには新しく移り住んできたという人も参加していた。地域に根ざした店舗として来年以降も盆踊りを続けていきたいとしている。
石巻市で行われたバーベキュー大会は石巻専修大学の学生4人が初めて企画。4人はウシガエルなどの外来種の駆除を目的に、自宅近くの川で捕獲してその場で処理をし自分たちで食べる活動を去年から続けている。参加した人たちは初めての食材を恐るおそる口に運んでいた。今回のバーベキューは、外来種をよく加熱し、調理の仕方によっておいしく食べることができることを知ってもらうことが目的で、学生たちは今後もこうした活動を通して在来種の生態を守っていきたい考え。
エンディングのあいさつ。