冬が旬のダイコンは葉側と先端側で辛さに違いがある。ダイコンは葉っぱ側の方が甘みが強く、先端側のほうが辛味が強いという。ダイコンはイソチオシアネートという辛味成分が根の先端に近づくほど量が多く、その量は葉側に比べて約10倍にもなる。さらにダイコンはすりおろし方で辛味が変わるという。辛味成分は細胞を破壊すると生成されるため、横に切り断面をすりおろすと辛味成分が多くなる。一方、縦に切って繊維に沿ってすりおろすと辛味成分を抑えることができる。今年はダイコンが生産に恵まれており、良いものが安く出回っているという。ダイコンを選ぶ際には「ツヤツヤしていて穴が少ないものがオススメ」だという。