千葉・山武市にあるラーメン店「らーめんコジマル」では今年2度目の値上げを強いられている。中嶋祐太マネージャーは「豚バラもスープで使う豚のガラも全部値上りしている状態」と話した。豚肉の1キロあたりの卸売価格は今年1月から300円以上上がり、過去20年で初めて800円を超えた。都内のスーパーでも仕入れ価格が例年と比べて3割ほど上がっているが、スーパーアキダイ・秋葉弘道社長は「販売価格は1割も上げていない状況。庶民的なお肉を簡単には値上げできない」と話した。豚肉高騰の一因には「流通量の減少」があげられ、国産は季節外れの暑さや病気、海外産は異常気象によるエサ不足があるとのこと。