TVでた蔵トップ>> キーワード

「オレンジ」 のテレビ露出情報

備蓄食として注目が高まる「パンの缶詰」。保存料は入っていないのに賞味期限は5年。このパンの製造工程について月刊食品工場長・木下猛統統括デスクの取材に同行した。世界で初めてパンの缶詰を開発した栃木県那須塩原市のパン・アキモト。パン・アキモトの缶詰パンにはブルーベリー、ストロベリー、オレンジなどの味がある。パン・アキモトでは味を変えずに長持ちさせるために卵は不使用。圧力をかけてこねることでモチモチになる。手作業で計量、形成する。その後、生地を特殊な紙に包んで缶ごと焼く。缶とパンの間にある紙が水分をコントロール。紙は会長しか入手ルートを知らない。その焼き方は企業秘密。紙に包んであるため、災害時など水が貴重な時に直接触れずに食べられる。賞味期限は5年で、出来立てよりも約1週間で味がなじみ保存した方が美味しくなるという。株式会社パンアキモト・秋元義彦取締役会長は阪神・淡路大震災をきっかけにパンの缶詰を開発した。タケノコの缶詰工場を見てパンの缶詰もできるかもしれないと考えたという。ある国で作られた紙と出会ってパンの缶詰が完成した。備蓄食として大ヒットし今では月10万缶を販売し年間売上は5億円を超えている。4年に1度賞味期限が残り1年程度になると自治体や企業に新しいパンを購入してもらい、古いパンを回収、被災地や食糧難の国に無償で提供している。備蓄、フードロス削減、社会貢献を結びつけた取り組みに賛同企業も増え、最近ではウクライナを支援している。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.