災害用の備えで今注目されているのが「フェーズフリー」。市場規模は300億円以上、今後500億円規模になるとも言われている。佐藤は、ここでの「フェーズ」は、「日常時」と「非常時」を指し、日常時にも非常時にも役に立つことが「フェーズフリー」だなどと話した。加圧ボールペンは、専用インクを圧縮空気で押し出すことで、一般的なボールペンでは難しい上向きに書くことができる。濡れた紙や氷点下でも使える。バケツにもなる撥水バッグは、水や油をはじき、災害時には水を運ぶことができる。来年度からの5年間に取り組む国土強靭化実施中期計画でも、フェーズフリー対策の積極的導入が盛り込まれている。加圧ボールペンについて、佐藤は、大雨の中、情報を書き取るときに役立つなどと話した。アシックスのランウォークは、防水性・グリップ性能が高く、走れる革靴とも言われる。佐藤は、東日本大震災の時、帰宅困難者が大勢いた、帰宅困難時、普通の革靴なら、足が痛くなり歩いて帰るのが難しいが、ランウォークならその問題も解決できるなどと話した。アイロン台のアートロンは、アートとして壁収納できるデザインになっている。佐藤は、置き場所に困らないだけでなく、水害時には、ビート板のようにして水に浮くことができるなどと話した。