ラオスから中継。就任後初めての外国訪問としてラオスを訪れている石破総理大臣はきのう中国や韓国、インドと首脳会談を行ったのに続き、きょうはASEAN議長国のラオスやベトナムの首脳と相次いで会談した。そして、ASEAN各国に加え米国や中国、ロシアなどが参加するEAS(東アジアサミット)に臨むことにしている。この中で石破総理大臣はロシアや中国の軍事活動の活発化を念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化する重要性を訴える方針。また午後にはASEAN諸国などとアジアの脱炭素化を目指す枠組み、AZEC(アジアゼロエミッション共同体)の首脳会合を主催して、今後10年を見据えた行動計画を取りまとめることで合意したい考え。一連の日程を終えたあと石破総理大臣は今夜、現地で記者会見を行い、本格的に首脳外交をスタートさせた成果などを説明することにしている。