15日にペルー・リマで開幕したAPECの会場周辺では、警備態勢が強化されている。会議には石破総理大臣、習近平国家主席、バイデン大統領ら21の国や地域の首脳が出席。米国の次期大統領がトランプ氏になったことで、保護主義が強まることへの警戒感が広がる中、自由貿易の維持に向けた結束を打ち出したい考え。会場周辺では14日、警察とデモ隊による小競り合いがあったが、15日には警察官が増員され、通行止めのエリアが拡大されるなど厳重な警備態勢が敷かれている。今のところ目立った混乱は起きていない。
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