プロ選手が存在しないフェンシングでは選手をサポートする体制も求められ、支援の和が広がっている。「アスナビ」はアスリートと企業をマッチングするJOC主催の就職支援制度。宮脇花綸は東京五輪後に落選した後1年間無職だったがアスナビを利用して今の所属会社に就職できたと明かした。2010年の開始以来、約230社が400名近くのアスリートを採用している。宮脇は無職時代に海外遠征費用を稼ぐためクイズ番組に出演し300万円を獲得。放送日がアスナビの説明会の日だったため、クイズ番組出演をプレゼンし就職を決めたと話した。