去年5月、ジャングリア開業を2ヶ月後に控え、地元の期待は高まっていた。名護の商店街の事務局長で、ホテルを営む大城昭一さん。あれから一年、大城さんはその手応えに、感じられてはいないという。25年に今帰仁村の隣町の本部町の裏通りでひっそりと営業するアセロラの加工品を扱う店があった。一番人気はアセローラフローズン。ビタミンCが豊富なアセロラだが、日本で露地栽培が出来るのは奄美群島と沖縄だけ。希少な国産アセロラを作る並里康次郎さん。ジャングリアの開業を機に大勝負に出ようとしていた。県道沿いのコンビニ跡地に新たな店を作っていた。ジャングリアの開業で往来が増えそうな絶好な立地。期待を寄せていたが、会長の並里哲子さんはブラジル生の日系2世で、夫婦でアセロラの産業化に取り組んだ。2009年に夫は他界。新しい店は夫婦の思いを未来に繋ぐ場所に。25年に店はオープン。ジャングリアの開業も後押しになり、多くの客で賑わいを見せた。あれから一年、客が多いはずの日曜日の午後に、新店舗の売り上げは倍増したものの、想定の半分程度だという。新たな稼ぎ頭をつくるために空港などでも売れるような土産用の商品を開発。アセロラを使ったクッキーサンドの開発を行っていた。東京の菓子メーカーとの共同開発で、この日は2回目の試食会が行われた。今回メーカー側は食感にアクセントをだすために飴状の砂糖を加えていた。秋の発売を目指し開発は続く。
