事実上の封鎖が続くホルムズ海峡。新たに日本関係の船舶1隻が通過した。通過を確認したのはインド船籍「Green Sanvi」で商船三井の関連会社が保有しLPG(液化石油ガス)の運搬船。船員・船舶・貨物の無事を確認している。今回の軍事作戦後、日本関係の船舶がホルムズ海峡を通過したのは計2隻となった。日本は原油の約90%を中東からの輸入に依存してきた。政府は代替調達先の確保などを急いでいたが関係者によると今月去年実績の2割程度の見込みで来月6割程度まで拡大するメドが立ったとしていることがわかった。UAEはフジャイラの港を使うルートでサウジアラビアはヤンブーの港から紅海を通過するルートを使い去年実績の半分程度を調達できると見込んでいる。アメリカからは去年の実績の約4倍にあたる量を確保しアゼルバイジャンからも調達できる見通し。不足分は備蓄放出でまかなう方針で現時点で来年の年明けまで必要な供給量を確保できる見込み。代替調達する原油も中東産が多くなる見通しで地域情勢にいまだ不透明な部分が残るほか多額の輸送コストもかかると見込まれ調達先の多角化を引き続き進めていけるかが焦点となっている。
