日本での発売が発表されたサステナブルエスプレッソ。開発したのは米国のスタートアップ企業、アトモコーヒー。通常は廃棄されるナツメヤシの種子など12種類を粉末化しカフェインを加えて再現した。従来のコーヒー栽培に比べて二酸化炭素排出量を83%削減できる。温暖化などの影響により世界のコーヒー豆の栽培に適した土地が2050年には50%ほどに減少すると予測されている。コーヒーの価格も、すでに大幅に上昇していて生産量の減少が懸念されている。日本での販売は渋谷にあるこの店舗だけだが、ホーンCOOは販路の拡大に向け動き出している。発表会終了後、その足で向かったのはアトモコーヒーの販売に向けた商談。アトモコーヒーは2026年までにコンビニや小売店など1000店舗に導入する目標を掲げている。また、家庭向けにドリップコーヒー用の商品も年内に販売する予定。