- 出演者
- 小泉孝太郎 ヒロミ
オープニング映像が流れた。
コーヒーの神・粕谷哲さんが「ジャパンバリスタチャンピオンシップ」に挑む。粕谷さんは今回が4度目の出場で、過去の最高成績は9位。粕谷さんは「今回を最後に競技者としては引退したいと思う。優勝してその先の世界大会を引退の場所にしたい」などと意気込みを語った。
粕谷さんはバリスタと焙煎士と一緒に味の調整をしていた。大会で出場者は自分が淹れたエスプレッソの味を宣言し、それが審査員の味覚と一致しているかどうかが点数に反映されるという。出場者はエスプレッソ・ミルクビバレッジ・シグニチャードリンクの3種類を作る。シグニチャードリンクはエスプレッソを使用した創作ドリンクのこと。今回粕谷さんが作るシグニチャードリンクは非常にシンプルな作りで、粕谷さんは「簡単においしくなる方法を考える方が難しいので挑戦しがいがある」などと話した。
過去に3度優勝した石谷貴之さんは大会について「美味しいコーヒーを淹れるだけでなく美味しそうに見せるパフォーマンスも重要視される」などと話した。粕谷さんが注目選手と語るのが小野光さん。粕谷さんと一緒に働いていた経験があり、粕谷さんの指導の元で2022年にはハンドドリップの日本大会で優勝している。小野さんは「今回は頑張って粕谷さんを超えたい」などと話した。
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大会前日。この日は出場順の確認やエスプレッソマシンの確認が行われた。会場で粕谷さんが話していたのはサザコーヒーの本間啓介さん。今大会の優勝候補だという。サザコーヒーは幻のコーヒー豆と呼ばれるパナマ産のゲイシャ種を9年連続で落札しており、今大会でもそのパナマゲイシャ豆を使用するという。
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大会初日。選手は15分の間に3種のドリンクを審査員4人分・計12杯作らないといけない。競技中は2人のテクニカルジャッジが作業エリアの清潔さや道具の使い方などを審査する。粕谷さんはクレマと呼ばれる膜ができにくい間口の広いカップを使用し、味わいの点数を取りに行った。シグニチャードリンクでは誰でも入手できる材料を用いた。そして粕谷さんは「バリスタ一人ひとりの思いが業界の未来を明るく照らすことにつながると信じている」などと話した。
決勝に出場したのは、MAZ TOKYO・白井伸之、サザコーヒー・本間啓介、_Nem_Coffee&Espresso・西脇章太郎、ヒサシヤマモトコーヒー・南條裕乃、猿田彦珈琲・伊藤大貴、猿田彦珈琲・安部潤バリスタ。粕谷さんと小野さんは決勝に進むことはできなかった。結果はサザコーヒー・本間バリスタが3位、猿田彦珈琲・伊藤バリスタが優勝した。ラテアート日本チャンピオンでも伊藤バリスタは2冠を達成。粕谷さんと小野さんは悔いはないと語った。小泉孝太郎はこれからも粕谷さんのコーヒーが飲みたいとコメント。
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凍結還元ミルクコーヒーを紹介した。凍った牛乳を解凍すると糖分・脂肪分から溶けて甘くなる。今回は凍った1Lの牛乳から最初に溶けた300mlを使う。エスプレッソマシーンがない場合はドリップでもOKとのこと。自宅でやる場合は濃いめのコーヒー1:1凍結還元ミルクで行う。ヒロミさんと小泉さんが普通のミルクコーヒーを頂いた。美味しいなどとコメントした。
凍結還元ミルクコーヒーを頂いた。小泉さんは「甘ったるすぎないのがいい」などとコメントした。砂糖を使っていないので牛乳本来の甘さの詰まった味わいだという。2017年の世界大会でカナダ代表ベン・プットが初披露された。
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