住宅価格の高騰が続く中、子育て世帯を対象に家賃が2割安になる新事業を東京都が進めている。不動産情報サイトの調べによると去年11月の東京23区の新築戸建て住宅の平均価格は8107万円。5年前の5643万円と比べ約44%上昇している。一方、ファミリー向け賃貸マンションの平均家賃も25万1446円で、5年前の19万558円と比べ約32%の上昇となっている。住宅価格が高騰する中、全国の自治体では子育て世帯を対象に様々な補助が進められている。中でも注目されているのが、東京都が進める家賃2割安のアフォーダブル住宅。東京都がファンドを通じてマンションや戸建てを購入し、子育て世帯やひとり親世帯に向けて相場より約2割安い家賃で提供する取り組み。八王子市で築41年、72平米、駐車場付きの物件の家賃は8万8000円。付近の相場より2割安となる。アフォーダブル住宅のモデルのマンションは、入居者を未就学児らがいる家庭に限定している。マンション内での託児サービスや遊び場など子育て世帯に充実した設備があり、家賃は約2割に抑えられている。東京都は早ければ2026年度にもアフォーダブル住宅を約300戸提供する予定。
