まるでテーマパークのような大型リゾートホテルで幕を開けたアメリカ・メジャーリーグのウインターミーティング。全30球団の関係者が一堂に介するこの会場で最も話題になっているのが大谷翔平選手である。注目の移籍先として取り沙汰されているチームがいくつかある。花巻東高校の先輩・菊池雄星投手が所属するブルージェイズ、大谷選手と同学年の鈴木誠也選手が所属するカブス、そして最も有力視されているのが直近11年で10回の地区優勝を誇る名門ドジャースである。更にサンフランシスコ・ジャイアンツや古巣のエンゼルスと5球団に絞られたかに思われたが、地元メディアは新たに6年連続地区優勝を誇るアトランタ・ブレーブスが候補に浮上したと報じた。エンゼルスのワシントン新監督には大谷選手の残留について「何も明かしたくないからここで話せることはない」と話した。どの球団の関係者も口が固く殆ど情報が漏れてこない中、アメリカの記者たちはどう予想しているのだろうか。