レース開始から90時間。陽希が回復して2日間で40チーム以上を抜き去る快進撃を見せたが、その間の睡眠時間は僅か3時間。その状態で挑む第7ステージはこれまでで最長の224kmのバイクセクション。ここで明日香が遅れはじめたが、それでも彼らは休まない。全チームが極限を迎える後半戦では、止まらず進めば順位を上げるチャンスになるからだ。限界でバイクを漕ぎ続けること26時間。第7ステージのマウンテンバイク224km終了で順位は25位/109に。さらなる順位アップを狙ってすぐ出発する。ここで遂に田中に異変が。足の親指の付け根が腫れてきたのだという。レース早々の棘がそのまま刺さっていたようだ。しかし、痛みは置いといてそのままレースを続行する田中。第8ステージはトレッキング64km。日が暮れてくるので地図読みが難しい時間帯になってくる。コースは目標物がない大平原、夜間にここを通るのは困難だ。そこで田中が採った作戦は、歩くスピードで距離を測るというもの。それを頼りに進むと、一行は本当にクイズの「Q」の表示板にたどり着いたのだった。