ワールドシリーズ1勝1敗タイでドジャー・スタジアムに舞台を移した第3戦、1点リードで迎えた3回、大谷の第2打席、2試合ぶりポストシーズン第7号ソロホームランでドジャースが2点をリードする。ところがその後逆転を許すと2点を追いかけるかたちとなった5回、ランナー1塁で大谷。1点差に迫るレフトへのタイムリー2ベースヒット。このあと互いに点を取り合い一進一退の攻防に。そして1点を追いかけるドジャースは7回、バッターは大谷。その第4打席、この日2本目は同点HRとなった。去年に続くポストシーズン通算11本目となり松井秀喜さんを抜き日本選手最多、さらに1試合に4本の長打は119年ぶりでWS史上2人目の偉業。続く8回には佐々木朗希がWS初登板。ピンチの場面をピッチャーゴロで無失点におさえる。9回も無失点で大役をはたす。そのウラ、大谷の第5打席だったが申告敬遠。さらに9回以降連続の申告敬遠で勝負をさせてもらえない。それならと気合が入るのはW.スミスだったがセンターフライ。そして延長15回、大谷の第8打席では4打席連続の申告敬遠。これはポストシーズン1試合では史上初のこと。なおも試合は続き開始から6時間。終わりの見えない延長の激闘は17回、大谷の第9打席、ランナー1塁の場面でブルージェイズは大谷と約3時間半ぶりの勝負を選択。しかしここはストレートのフォアボール。ポストシーズン新記録となる1試合9連続出塁となる。チャンスを広げるも続くベッツが打ち取られ1点が遠いドジャース。延長18回、リリーフピッチャーを出し尽くしたドジャースは山本由伸が準備を始めるという緊急事態。しかしエースに負担はかけられないと延長18回、フリーマンの第9打席、サヨナラホームランを放ちドジャースが激闘を制し。ドジャース6-5ブルージェイズ。試合終了から約17時間後のきょう、第4戦に二刀流で先発する大谷は3連勝でWS連覇へ大手なるか注目される。
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