先月、イタリア・パルマのとあるカフェ。現地の人たちからサイン攻めにあっていたのはサッカー日本代表のゴールキーパー鈴木彩艶。W杯予選10試合でわずか2失点。ヨーロッパで活躍する代表選手に密着した。1913年創設、かつて中田英寿もプレーしたパルマで2シーズン目を戦う鈴木。現地イタリアサポーターからの人気も高い。練習後のひとときに同行した。ガーナ人の父と日本人の母を持つ鈴木。去年11月には母がサポートのためにイタリアを訪問。半年分のご飯を作り置きして帰ったという。身長190cm、体重100kgの大型キーパー。武器は脅威の反射神経。3月のスコットランド戦でもビッグセーブを見せた。4年前はJ1出場わずか8試合。浦和の西川周作の陰で出場機会の少ない時期が2年半続いた。Jリーグで控えの先取が欧州に挑戦するのは異例のことだった。迎えたベルギー1年目、公式戦32試合出場の活躍を見せる。翌年にはイタリア・パルマに移籍。イタリアではカテナチオという守備を重視する文化がある。昨シーズン、パルマでレギュラーを掴むと日本代表で守護神の座を手にした。鈴木は「自分のデビュー戦の時に西川選手から必ずキーパーが防がなきゃいけないシーンは1試合に3つある。それを防ぎさえすればチームは勝てると言われた」などと語った。FIFAワールドカップ開幕まであと40日。
URL: http://www.aflo.com/
