台湾総統選挙で当選した頼清徳氏に、フィリピンのマルコス大統領は祝意を示した上で相互の利益を強化して平和を促進したいと表明した。上海東方衛視によると、16日に開かれた外務省の定例会見で報道官は、フィリピンのマルコス大統領の台湾に対する発言について「その発言は、一つの中国の原則に違反し、国交樹立コミュニティおよびフィリピン政府の約束に違反し、中国の内政に乱暴に干渉するもので強烈な不満を表明し、断固反対する。強く抗議した。マルコス大統領は、きちんと勉強し、台湾問題の経緯を理解し、正しく判断できるよう提案する。」などと述べた。一方、アメリカの議会下院は法案を可決し、台湾がIMF(国際通貨基金)に加盟できるよう、アメリカの影響力を利用することを求めた。報道官は、「台湾問題を政治的に利用している。」と批判した。「台湾の国際組織への加盟は、すべて一つの中国原則で解決しなければなりません。アメリカは台湾問題が極めて敏感なものであると認識し、台湾独立勢力に誤ったメッセージを送り、米中関係と台湾海峡の安定を損なうことは直ちにやめるべきだ。」などと話した。