米・トランプ大統領が開いた閣僚会議で、政府効率化省のトップを務めるイーロン・マスク氏がルビオ国務長官に対し「職員削減を怠っている」と詰め寄った。これに対しルビオ氏は「国務省職員は1500人以上が早期退職に応じた」と反論し両者は激しく衝突したという。トランプ氏は「衝突はなかった」としている。ただマスク氏のトップダウン的な手法に閣僚からは反発の声があがっていて、トランプ氏は先週に「人員削減を主導するのは閣僚。マスク氏は必要に応じて介入」と方針を転換した。トランプ氏は私邸に両者を招いて仲裁を図ったというが、国民からもマスク氏への反発は強まっているとのこと。パックンは「マスク氏への反発拡大がトランプ氏の方針転換につながるか要注目」などと話した。