NATO首脳会議を主催するアメリカのバイデン大統領。大統領選挙からの撤退を求める圧力が強まる中、パーキンソン病を専門とする神経科の医師が少なくとも8か月で8回ホワイトハウスを訪問していたことが明らかになった。ホワイトハウスの報道官はバイデン大統領はパーキンソン病の治療を受けたことも薬を処方されたこともないとしているがこの医師の診察を受けたかどうかは明らかにしていない。大統領自身は今日、公の場には姿を見せませなかったが、ジル夫人がノースカロライナ州とフロリダ州での集会に出席した。選挙戦についていろいろ言われているが、夫は全力でやり通すと明言している。大統領に撤退を求める声は明らかにジル夫人をいらだたせている。大統領は不満を鎮めようと躍起になっている。民主党議員の書簡の中で選挙戦にとどまると述べ「この件については、もう1週間以上も報道されているが終わらせる時だ」としている。NATO首脳会議で11日には記者会見にものぞみ大統領にとっては8か月ぶりの単独での記者会見。大統領の目標は仕事をこなす能力があると国民に示すことです。