アメリカメディアはトランプ政権にはマドゥーロ政権の政権転覆も選択肢にあるとの見方を伝えている。アメリカ・ルビオ国務長官は対ベネズエラ政策を中心に担い、圧力強化の政策を推し進めている。ルビオ長官は中南米の反米独裁政権への厳しい姿勢で知られ、以前からマドゥーロ大統領の失脚を訴えてきた。ルビオ氏は前フロリダ州選出上院議員。フロリダ州にはキューバからの亡命者が多く暮らしており、中南米の反米独裁政権に反発していてルビオ氏を強く支持してきた。ルビオ氏は大統領補佐官も兼務しており、大統領権限で実行できる政策に大きな影響力を持ち、思い描くベネズエラ政策を進めようとしているとも指摘されている。トランプ政権がベネズエラへの地上攻撃に踏み切ることがあれば、アメリカファーストに反することになる。2028年の大統領選挙への立候補への可能性も取り沙汰されるルビオ氏にとってもリスクが高い行為になる。地上攻撃に踏み切ったとしてマドゥーロ政権転覆に失敗、または情勢が不安定になれば、ルビオ氏は支持層を失うおそれもある。一方、トランプ政権のベネズエラに対する圧力強化の方針に変化は見られず、今後の行方を注視する必要がある。
