日本銀行も今日から金融政策決定会合を開く。今回の議論の焦点となるのは物価の上振れリスクへの対応。基調的な物価上昇率が目標の2%に近づく中、日銀内では原油価格の上昇や円安、AI関連の需要の高まりが想定以上に物価を押し上げるリスクに警戒している。日銀は今回の会合で物価の安定のため、政策金利を現在の1%から1.25%に引き上げる方向で議論するものとみられる。利上げを決めれば3カ月ぶりでこれまで半年に1回ほどだった利上げのペースが加速することになる。市場では今回の利上げが確実なものとみられる中、次の焦点は日銀の今後の利上げのペース。世界の中央銀行がインフレへの警戒を強める中、物価安定に向けた日銀の姿勢が試される。
