日本時間の今日の午前7時半ごろ、アメリカのホワイトハウスで晩餐会が開催された。晩餐会には岸田総理、バイデン大統領の他、日本の音楽グループの「YOASOBI」のikuraさん、Ayaseさんの2人も出席した。岸田総理とバイデン大統領の日米首脳会談では、宇宙開発での連携について話し合われた。現在、JAXAとトヨタ自動車などが、「ルナクルーザー」という月面探査車を開発中。日本はその「ルナクルーザー」を、アメリカ主導の「アルテミス計画」に提供する。また、日本人の宇宙飛行士2人を、月面に着陸させる計画も決まった。着陸すれば、アメリカ人以外では初となる。日本時間の今日の午前2時半すぎには、ホワイトハウスで岸田総理とバイデン大統領が記者会見を行った。その中で岸田総理は、中国を巡る諸課題について、日米で緊密に連携すると話した。日本とアメリカは、中国に依存せず重要物資を調達し、技術面でも対抗できる態勢を整備する。また、アメリカのマイクロソフトは、日本でのAI研究などに29億ドルを投資する。トヨタ自動車も、アメリカでのバッテリー生産に80億ドルを投資する。日米の企業連合は、日米の大学がAI開発を進める枠組みを発足させて、160億円規模の資金を拠出する。記者会見では岸田総理が、「同盟国たる米国」と言うべき所を「同盟国たる中国」と言い間違える場面もあった。また、日米の共通の課題となっているUSスチールを巡る問題については、記者会見では岸田総理もバイデン大統領も深入りは避けた。
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