「静かな退職」とは2022年にアメリカで提唱された概念で、仕事への意欲を持たず必要最低限の業務を淡々とこなす、プライベートに重点を置くといった働き方のこと。背景にコロナ禍を通じてテレワークなど働き方が多様化したことなどが挙げられている。日本でも「静かな退職」が増加傾向。静かな退職年代別割合を紹介。最も多いのは40代前半の20人に1人。この調査を行った企業の荒川陽子代表は、最も働き盛りで最も評価を受けるべき40代が評価されずモチベーションが削がれていると指摘している。今後静かな退職者が増えると管理職はマネジメントが難しくなっていく。対策としては社員のモチベーション向上につながる制度の導入などが必要。