きょうの為替相場の見通しについて、RyobiAlgoTechCapital・鈴木恭輔が解説。予想レンジは1ドル146.90円~148.60円。ホワイトハウス高官がパウエル議長解任の可能性が高いと述べたことでドルが急落した。トランプ大統領が解任を否定してドルは反発はしているが、しばらくはドルの上値が重い展開になりそうだ。注目ポイントは、アメリカの輸入物価指数。まずドル相場の居所を正確に捉えることが大切。ドルの実効為替レートの構成内容、ドルインデックスの構成内容を紹介。アメリカと貿易額の大きい国の輸入物価指数が手がかりになる。もし今後3か月程度、輸入物価指数の下落基調に変化がない場合は最速で7月から9月の四半期決算が出る10月以降の企業業績に影響を与えると考えられる。
