財務省がきょう発表した貿易統計によると、先月の日本の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3786億円の赤字だった。赤字は4か月ぶりで、ホルムズ海峡の事実上封鎖が続く中、原油・石油製品の輸入量は減るも、世界的な価値高騰が輸入額を押し上げたかたち。国や地域別では中東からの原油の輸入量が前月同月比61.9%減少したほか、LNG72.1%、揮発油(ナフサ含む)90%それぞれ大きく減少した。その一方で、アメリカからの原油輸入量が24%増えたほか、揮発油(ナフサ含む)も6.6倍に拡大した。またASEAN地域からの揮発油(ナフサ含む)も93.5%増えていて、原油や石油製品の代替調達の動きが広がっていることがうかがえる。
