昨夜行われた茂木外務大臣とアメリカのルビオ国務長官による電話会談。このなかで茂木大臣はトランプ政権が9日「ICCを制裁対象に指定した」と発表したことをめぐり、「国際社会における法の支配を一貫して重視している」などとする日本側の立場を伝えた。その上で両外相は「緊密に意思疎通を継続していく」ことで一致した。また茂木大臣は沖縄に駐留するアメリカ海兵隊の隊員が強盗殺人の疑いで逮捕された事件について改めて遺憾の意を伝え、実効性のある措置を講じるために日米の間で協議していくことを確認した。これに先立って茂木大臣はICCの赤根智子所長とも電話会談。詳しい内容は明らかになっていないがトランプ政権による制裁発表も踏まえ今後の対応をめぐって意見を交わしたものとみられる。一方でアメリカの国務省によるとトランプ政権がICCを制裁対象に指定したと発表したことについてルビオ国務長官は電話会談で茂木外務大臣に「アメリカの主権を脅かすならず者の行動を受けてICCに制裁を科す必要性を提起した」としている。またアメリカ海兵隊の隊員が逮捕された事件については哀悼の意を示すとともに日本政府や地元当局の捜査に全面的に協力する意向を伝えた。
