マーケットリスクアドバイザリー・新村直弘、和キャピタル・村松一之。米国大統領選の結果について。マーケットリスクアドバイザリー・新村直弘さんがスタジオで解説「どういう政策が行われるかによるが、基本的には景気を刺激するとの話をしている。エネルギーの需要は増えてくると思う。価格は上がる。同時にすごく生産をしていくと言っている。そこが下押し要因になる。トランプ前大統領がどういう外交策を行っていくかが影響する。ロシアとウクライナの話がもしかしたら収束するかもしれないが、イスラエルに対し強力に支持し、イランに対し相当厳しく出て、エネルギーの供給リスクが高まる可能性が出てくる。供給増加で価格は下がるが地政学の高まりは残るため、より変動性が高まるのでは」。米国大統領選の結果をマーケットは好感について。和キャピタル・村松一之さんがスタジオで解説「トランプ前大統領が圧勝したこともあり、スッキリ勝利者が決まったことはマーケットにとって良いこと。今株高と金利上昇が同時に起こっているが、本来は同時に起これないもの。金利がもう一段上昇してくるよようになった時、株が耐えられるのかの問題はある」「トランプリスクにマーケットがどこで目を向けるのが1つ。今回低所得者層が共和党に入れ、富裕層が民主党に入れている。左右の分断、所得の格差による上下の分断、そこに共和党と民主党があべこべになっている社会的な構造の難しさがある。トランプ前大統領が同マネジメントしていくかが重要なポイント」と話した。