15日に始まったガザ地区での停戦に向けた協議について、仲介国のカタールの外務省は16日も続くと明らかにした。イスラム組織ハマスは参加していないとしているが、注視しているとする声明を出し、協議の行方を慎重に見極めようとしている。協議が進展するかどうかは、ハマスの最高幹部が殺害されたことを受けたイランによる報復にも影響を与える可能性があり、カタールのムハンマド首相兼外相はイランのバゲリ外相代行と電話で会談した。カタール側が緊張緩和の必要性を伝えたとしているのに対し、バゲリ外相代行はガザ地区での虐殺を止めるため外交を含めて全力で実効性のある方策を継続する必要があることを強調したとしている。