バスケットボール男子日本代表が、アジア杯予選の最終戦でモンゴルに勝利を収めた。若手中心で臨んだホーバスジャパンは敵地でモンゴルと対戦した。この試合で存在感を示したのは、1998年9月17日生まれ26歳、慎重188cm・体重85kgのテーブス海。パリ五輪代表メンバーだったアルバルク東京のテーブス海は、高校2年生でアメリカに渡って全米トップクラスの強豪のノースカロライナ大学ウィルミントン校でプレーをしていた。そのテーブス海は第2クオーター、さりげないドリブルでマークを外してスリーポイントシュートを決める。最終の第4クオーター、残り4分を切り1点を追う日本は、テーブス海がフリーなった千葉ジェッツの金近廉のスリーポイントシュートをアシストし、逆転に成功。最後も、テーブス海が2人を抜いてフローシュートを決める。テーブス海は34分51秒出場し、チーム2番目の23得点・8アシストの大活躍。モンゴルに勝利した日本は、8月のアジア杯本大会に挑む。ホーバスヘッドコーチは「もし負けたら、4〜5か月つらい。若い選手もいろいろ出て、接戦に最後の最後の最後の気持ちがすごくよかった」と語った。試合結果は、89−79で日本の勝利。