アルファのデジタルロックは1984年に発売されると利便性が話題となって大ヒット。しかし、番号に触れたときの指紋から暗証番号を絞って鍵を突破して住居に侵入するなどの犯罪が多発した。アルファはシステムを改良。暗証番号を打つとランダムに数字が表示されて、これを全て押さないと解錠ができない仕組みに。暗証番号以外の場所に指紋を残すアイデアで防犯性を高めた。アルファが今、力を入れているのがフラシュハンドル。鍵を持っている人が近づくと、鍵から発信されている電波を受診することでドアハンドルが出てくる。ドアハンドルが人の静電気を感知して触れずに操作することも可能に。このシステムを構築するため、アイデアでは製造ラインを一新した。フラシュハンドルはアメリカで販売されている自動車に導入されている。YKK APとの共同開発で生み出された製品に使われているのは顔認証の技術。