ここからは日本貴金属マーケット協会の代表理事・池水さんに解説いただく。金の価格は10年前は1グラムあたり4,564円だったが、2年前に1万円を突破、きのう初めて2万円を超えた。池水さんは「とくにここ2年くらいの上がり方は非常に急激。こんなことは過去になかった」と話す。本田さんの手元には100グラム(約200万円)の金の塊が用意され、「見た目より重い。怖いので置いていいですか?」などと言った。家に眠っている可能性のある金は、最も多いもので指輪・ネックレスなどの宝飾品。他には時計やメガネ、ベルトのバックル、仏具、万年筆などがある。1971年より前に作られたものは金を含んでいる可能性が高い。また、古くても壊れていても金には価値がある。池水さんは「もう使わないものなら売ってしまって現金化するのもいいですが、投資として持っておくのも良い。売って利益を得体気持ちはわかるが、まだ売らないほうが良い。売るときは具体的にお金が必要な時。いますぐお金が必要じゃなければ持っておいたほうが良い。まだ上がるから」などと話した。