ウクライナ国防省の当局者は14日、記者団に対し、アメリカの宇宙開発企業スペースXが提供する人工衛星を使ったインターネット接続サービス「スターリンク」について、スペースXが利用を一部制限していると明らかにした。このためウクライナ軍では、ロシア軍の無人機の迎撃や攻撃用の無人機の運用のほか、前線での物資輸送や偵察などにも支障が出ているとしている。国防省は、アメリカやスペースX、NATOの加盟国などと連絡を取り、対応を進めているという。一方、ロシア軍は13日から14日にかけて、首都キーウなどに弾道ミサイルや無人機による大規模な攻撃を行った。ゼレンスキー大統領は「今回もパートナー諸国から事前の情報がなかった」として、弾道ミサイルの発射に関する事前の情報提供がなかったと明らかにした。アメリカによるウクライナへの支援の継続をめぐる懸念も伝えられる中、ゼレンスキー大統領は14日、イギリスのバーナム首相とロンドンで会談した。イギリス政府はウクライナへの支援継続を改めて示すとともに、防空ミサイルの供与を加速し、できるだけ早くウクライナに配備する方針を発表した。
