手島さんは36歳で突然早期退職、大手食品メーカーを脱サラして農家に転身した。埼玉・桶川市の実家は農家だが家業を手伝ったこともなく全くの未経験だった。選んだ野菜は競合が多いトマト。人気の一方で苦手な人も多い。苦手な人も食べられるトマトを作ればみんな元気になれると考えたという。当初は水分管理などが上手くいかず失敗続き。読み漁った専門書の一冊に「トマトは水を必要としていないのではなかろうか」との一文を見出した。トマトの原産地、アンデス高原は雨がほとんど降らない乾燥地帯ということを知り、水を与えない無かん水栽培に挑戦した。結果、トマトの売り上げは10倍に伸び、超一流シェフからも高い評価を受けるまでになった。手島家のレシピ、カレートマト鍋を紹介。
