- 出演者
- 飯尾和樹 阿川佐和子
今回の早期退職さんはある絶品野菜を栽培している。
埼玉県桶川市の早期退職さん、手島さん夫婦。15年前、手島さんは食品メーカーを早期退職し、千葉から移住してきた。手島さんが育てているのはトマト。テニスコート約10面分のハウスでは4200本のトマトが栽培されている。ポイントは水を一切与えないこと。名前は「男気トマト」。美味しいトマトの印、スターマークがくっきり出ている。試食した益子は「味はもちろん濃くてじゅわっと果汁が出てすごい美味い」などとコメント。水をあげないことによって実がしまって味が濃厚になるという。フレンチの巨匠、三國清三シェフが惚れ込んだトマトだそうで、2026年春から店で使う契約を結んだとのこと。銀座の料亭「六雁」では2年前から男気トマトを使った料理を提供している。手島さんがトマト栽培を始めたのは2012年から。全くの未経験からトマト農家に転身した。
スタジオトーク。今回は一流企業を早期退職し地方に移住した人に密着した。男気トマトで作った「男気トマトジュース」を試飲した阿川佐和子は「甘い。お砂糖が入っているぐらい甘い」などとコメント。このジュースは男気トマトを15個使用した男気トマト100%のジュースだそう。「莫大な借金を男気で解決する方法」をソウダネ・チョイスくんに聞くと「専門家のアドバイスを受けて一緒に解決策を考えることです」と返答した。
手島さんは36歳で突然早期退職、大手食品メーカーを脱サラして農家に転身した。埼玉・桶川市の実家は農家だが家業を手伝ったこともなく全くの未経験だった。選んだ野菜は競合が多いトマト。人気の一方で苦手な人も多い。苦手な人も食べられるトマトを作ればみんな元気になれると考えたという。当初は水分管理などが上手くいかず失敗続き。読み漁った専門書の一冊に「トマトは水を必要としていないのではなかろうか」との一文を見出した。トマトの原産地、アンデス高原は雨がほとんど降らない乾燥地帯ということを知り、水を与えない無かん水栽培に挑戦した。結果、トマトの売り上げは10倍に伸び、超一流シェフからも高い評価を受けるまでになった。手島家のレシピ、カレートマト鍋を紹介。
スタジオからは「結局は妻が強い」などの感想が出た。
山口県にある人口75人・38世帯の蓋井島に住む周防千明さんは夫と息子1人と夫の母の4人で暮らしていて、地区120年の家を自宅兼民宿として経営している。千明さんは37歳の時にある大手スーパーを早期退職し、島に移住してから民宿の経営を始めた。中も昔ながらの古民家の作りで、1組限定の宿泊のみ受け付けている。夏は釣り客や家族連れで予約が殺到し、中でもメジナの煮付けやサザエご飯など千明さんの手料理は大人気となっている。夫の孝男さんはこの島の出身で、現在漁師として働いている。料理で使用する魚介類も夫の孝男さんがとってきたものとなっている。千明さんは元々長野県の出身で、働いていた大手スーパーで管理職に昇進したものの心身が疲弊して2ヶ月間休職し、その後下関で職場復帰した。35歳の時に共通の友人の紹介で孝男さんと出会い、36歳の時の結婚をきっかけに早期退職して島に移住した。
37歳で初の離島生活。最初は、船酔いや生活リズムの違いに苦労したという。娯楽のない島では、インターネットでSnow Manの推し活をするのが唯一の楽しみだという。5年前に移住し、夫の実家でもある民宿に住み始めた。当時、民宿を切り盛りしていたのは、夫の祖母だったが、病気で入院していたため、民宿は休業中だった。祖母の見舞いに行ったところ、民宿を継いでほしいと言われ、引き受けたという。2022年、民宿を再開させた。客との出会いを通じて、自分も旅をした気分になれて楽しいという。収入は、管理職時代の3分の1だが、心の豊かさは今のほうが高いという。日課は息子・漣くんとの散歩。蓋井島の子どもは、漣くんを入れて7人。島の小中学校は全校生徒5人。島唯一の売店「みなと屋」には、食料品のほか、漁船の修理道具などが販売されている。ネット通販は、船で届くという。週に1回は、本土に買い出しも。定期船は、朝7時40分と午後3時20分の2本。7時の便に乗らないと、買い物の時間がないという。
本土への買い出しに行こうと、船着き場に来るも、この日は強風のため欠航だった。蓋井島では、強風のため、月に4~5便欠航することもあるという。千明さんのお気に入りは、金比羅山の頂上。島を一望でき、ここに来ると色々吹っ飛ぶと話す。千明さんは、早期退職した今の人生について、幸せだから言うことなし、時間が自然と解決してくれる、苦労しても前を向いて行けばどうにかなると昔の自分の伝えたいなどと話した。
ANNスーパーJチャンネルの番組宣伝。4月並みの陽気、今年1番の暖かさ。
