マッカーサーは宇宙戦争が起こるかもしれない発言していた。その言葉が現実になるかのような事態が今起きている。2025年7月、太陽系内を猛スピードで移動する天体が観測された。地球に衝突する可能性がある小惑星や彗星を検出する小惑星地球衝突最終警報システムATLASが発見し、太陽系外から飛来した恒星間天体と判断した。恒星間天体と判断されたのは過去に2例のみでこの天体は3I／ATLASと名付けられた。この天体は観測が続けられているが、ハーバード大学の天文学科長を9年間務めたアヴィ・ローブ博士が仮説を唱えた。博士は天体ではなく知的生命体が設計し、宇宙に飛ばした物体の可能性があると示唆した。地球を含む太陽系の惑星はほぼ同じ平面上で太陽の周りを回っているが、3I／ATLASは平面に対してほぼ平行の5度の軌道を辿っている。3I／ATLASは2025年10月3日に火星のすぐ近くを通り、今後木星のごく近くも通過する予定。3I／ATLASの直径は約5キロ、質量は約330億トンと推測されている。10月3日には火星探査機が3I／ATLASの最新の姿を観測したが、形状が変化しているようにみえる。3I／ATLASは日を追うごとに地球に近づいており、今年12月に最も近くを通過すると推測されている。