シーンでは内側に開けていた扉があったがかつての病院では多く見られた。しかし現在の病院では病室のドアは引き戸で、診察室もレントゲン室もトイレも引き戸となっている。この変化は入院患者への思いやりから生まれており、例えば車椅子患者の場合押して入る扉だと開けにくくさらに戸口が狭いのでかなり面倒だが引き戸だとスムーズに入れる。この引き戸が全国的に広まったのは高齢者や身体障がい者などに配慮した建築を促進する1994年制定の「ハートビル法」がきっかけとのこと。そしてこの引き戸は病院にとっても色々とメリットがあり、開き戸の場合は扉の可動スペースを確保する必要があるのだが引き戸ではその必要がないため医療機器の配置が可能になったり扉のドアノブは手のひらで握って開けるため感染症のリスクが高かったのだが引き戸の取手だと少し振れるだけで開くため感染リスクが大幅に軽減するのだそう。
