サッカー元日本代表で南葛SCの稲本潤一が現役引退を発表。稲本は当時17歳だった1997年にガンバ大阪でJリーグ初出場、J1最年少ゴールを記録。イングランドの強豪・アーセナルなどヨーロッパの7クラブでプレーした。一躍脚光を浴びたのが2002年の日韓W杯。グループステージで2試合連続ゴールを決め、日本初の決勝トーナメント進出に貢献。その後ドイツ大会、南アフリカ大会とW杯に出場。1999年に稲本は小野伸二らとともにワールドユース選手権で準優勝。当時のメンバーは黄金世代と呼ばれ、長きにわたり日本サッカー界を牽引した。稲本は彼らがいたから刺激しあいながら、向上していったので、現役生活が終わっても死ぬまでこの関係は続くのかなとは思っていると話した。28年間の現役生活を支えたもうひとつは“サッカーへの情熱”。稲本は引退後、指導者の道に進むという。