AKI猪瀬さん・柳原直之さんとともに大谷選手の活躍を振り返っていく。今年は本塁打王やナ・リーグMVP、日本でも正力松太郎特別賞を受賞するなどしたが、パリ五輪の選手を差し置いて年間最優秀男性アスリートに輝いた。史上初の50本・50盗塁だけでなく、ワールドシリーズ優勝にも輝いた。柳原さんは50-50の達成はとんでもない記録であり、これが大きく評価されたものではないかとコメント。MLB公式サイトは30球団のチームごとの最高の試合を選定していて、ドジャースは大谷選手が6安打3本塁打10打点2盗塁の大活躍で50-50に華を添えた9月19日のマーリンズ戦を選んでいる。また、バット投げの美しさを競うバットフリップランキングではパドレス戦での一発が3位となっている。柳原さんは数年前まではバットを力強く投げる動作は投手への経緯がないとされてきた中で変動が見られると紹介し、猪瀬さんは19年にMLB側が試合を盛り上げるためには必要と認めたものと紹介し、飽きられないように派手な演出が容認されたものだと紹介。
AP通信が選出するスポーツ界で最も活躍した選手に与えられる今年の最優秀男性アスリートにドジャース・大谷翔平選手が2年連続で選ばれた。1931年にこの表彰は始まり、AP通信と加盟団体のスポーツ記者74人の投票から選出されるものとなっていて、これまでにはゴルフのタイガー・ウッズ選手らも名を連ねてきた賞となっている。また、3位はゴルフのスコッティ・シェフラー選手で9票、2位はパリ五輪競泳4冠のレオン・マルシャン選手で10票だったのに対し、大谷選手は48票を獲得する圧倒的な結果となった。3度目の受賞はマイケル・ジョーダン氏と並ぶ快挙となっている。大谷選手は「これまでの努力が報われました」と振り返っている。