松田隼人が所属する筑波大学水泳部は日本で最も古い水泳部で世界水泳選手権に出場した宮下純一等を輩出している。仙石泰雄監督は世界のトップ選手は190cmを越えている選手が多く、松田隼人は高身長に加え腕の長さを兼ね備え、クロールの推進力の9割は腕の力によるものという研究もあり高身長を活かして高いスピードを発揮している等と話す。最新科学トレーニングでは世界に4台しかない機材で加速度やパワーの測定を行い、松田隼人の課題は前半で十分な推進力を発揮していないことが判明した。また回流水槽プールでは泳法撮影をして技術の確認ができると紹介。入水の際に水の抵抗に負けない姿勢を作るため体幹トレーニングも行っていると紹介。松田隼人を小学1年生から高校まで12年間指導をしていた清渉コーチは、高校2年生の時に肺気胸の手術を受けた時にも励ましてくれていて、高身長という強みを伸ばすトレーニングメニューを考案していたと紹介。茨城県選手権水泳競技大会で松田隼人の目標は自己ベストの22秒99の更新で、同じ筑波大学の石川大智とはこれまで2度の直接対決で1勝1敗のライバルだと紹介。予選では23秒23のタイムで予選3位となった。