イオンは今日からウクライナ産ワインを約150店舗で販売を開始した。このワインを作ったのはウクライナのアートワイナリー。工場はバフムトにある。地下70メートルで熟成させ伝統的な製法を取り入れ生産している。アートワイナリーは侵攻直前にワイン数百万本を工場から別の場所に運搬しワインを守った。日本での販売を実現したのがグリッパさん。去年グリッパさんは来日し試飲会を行い手応えを感じ販売を目指すことになった。しかしオデーサへの攻撃が頻発し通関が混乱し1ヶ月の待ち時間が発生し日本への到着が遅れた。それでもグリッパさんは事業を進めようとアートワイナリーの企業のオフィスを訪れラベルデザインの承認をもらい混乱の中でもできることに力を注いだ。12月出荷から3ヶ月かけワインが日本に到着した。イオンやグローバルダイニングなどでも取り扱いが決定した。グリッパさんは「ウクライナのために何かをやりたいという気持ちが強かった」などと話した。