ドムドムハンバーガーは1970年に創業した日本最古のハンバーガーチェーン。SNSで話題になったのが「丸ごと!!カレイバーガー」(現在は販売していない)。スタジオで試食した。カレイを1匹まるごと使った見た目がやんちゃなハンバーガーを作った理由を探るためドムドムハンバーガーのオフィスを訪れ、商品開発担当の浅田さんに話を聞いた。骨のない状態が良い丸ごとのカレイが手に入ったので揚げたら美味しくて、本命で提案した商品よりも評判が良くてカレイバーガーが商品化された。販売した2021年当時は過去最高レベルの反響だったという。4畳半ほどの開発ルームにある冷蔵庫の中を見せてもらうと、マヨネーズがたくさんあった。開発するハンバーグの8割くらいに入っているという。キャベツは常に1~2kg入っている。レタス・ビーフパティ・白身魚・すりおろし生姜などハンバーガーに合いそうな素材は常にストック。特注で作ったもっち食感のバンズも常備。現在開発中だという「のり弁バーガー」を作ってくれ、スタッフが試食した。浅田さんが月に開発するハンバーガーは30~40個もあるが、発売されるのは1~2個。これまで1000個以上を開発したが、発売できたのは約60個と商品化への道は険しい。反響の大きかった「春菊かき揚げバーガー」と「イカデビルバーガー」をスタッフが試食させてもらった。元々イタリアンのシェフだった浅田さんは2017年にドムドムハンバーガーに入社、翌年から商品開発の担当になり、攻めたバーガーを生み出し続けている。