1日、シリア・ダマスカスのイラン大使館が攻撃された。イラン国営メディアによると、イスラエル軍のF35戦闘機が大使館に隣接する建物にミサイル6発を発射し、革命防衛隊が少なくとも13人が死亡したとのこと。今回の攻撃をうけ、ハメネイ師は2日にイスラエルへの報復を示唆した。一方、イスラエル軍のハガリ報道官は「建物は領事館でも大使館でもない。民間ビルを装ったイラン革命防衛隊の軍事施設だ」などと話している。さらに攻撃に関しても否定している。こうしたなか2日に国連安保理が緊急会合を開催。イランは、イスラエル政権が国連憲章・国際法・シリアの主権などに明白な違反を犯したと主張している。さらに、責任はアメリカにあるとのこと。ロバート・ウッド国連次席大使は「アメリカはシリアの攻撃には関与していない」と主張している。革命防衛隊は、亡くなった隊員たの葬儀をラマダンの最終金曜日にテヘランで行うと発表したという。