ドロミーティの湖の色は白い岩の粒子と太陽の青の光によるもの。ドロミーティはロッククライミングの世界的な聖地でもある。岩山を上空から見ると、たくさんの岩が崩れ落ちているのがわかる。ドロミーティを形成している岩はドロマイトという石灰岩の一種。2億4千万年前、ドロミーティは火山島が点在する熱帯の海だった。島の周りではサンゴ礁ができ、やがて石灰岩となった。地殻変動で島が沈むとサンゴ礁は上へ伸びる。この時、火山島の周りにあるマグネシウムが石灰岩と結びつきドロマイトとなった。これを繰り返しドロマイトの厚い層ができ、それが地殻変動で隆起した。そして氷河に削られ現在の3000m級の山々が連なる険しい姿になった。
