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「イチカワ」 のテレビ露出情報

イチカワの工場にあるはた織り機は幅33m。巨大な抄紙用フェルトを作るため、ここでは土台となる基布を織っている。使用するのはナイロン製の糸。タテ糸の間にヨコ糸を通しているシャトルはハンマーで押し出して移動させている。巨大なはた織り機は一般的な平織りをはじめ、顧客が製造する紙に合わせて基布の織り方を変えることが出来る。抄紙用フェルトは輪の形で使用するため、基布の段階で両端を手作業で縫い合わせ輪を作る。そして手の感覚と目視で検査する。基布は幅があるため長さ14mのエレベーターを使って運搬する。次の工程では基布にシート状の綿を縫い付ける。基布をニードルマシンにかけ入れて縫い付ける。針を打ち込む速さは毎分1200回。その後、繊維の油分などを落とすために洗浄する。さらにバーナーを使って綿の毛羽立ちなども取り除く。完成した抄紙用フェルトは1つ1つ手作業で巻かれ梱包される。イチカワ
の製品は45の国や地域の約470カ所の工場に輸出されている。
1918年、イチカワの前進である東京毛布が設立されて、1949年に木下静一郎が市川毛織を設立。1964年、綿を縫い付けるニードルマシンを導入。ニードルフェルトの製造を開始した。1989年、日本では製造されていなかった、紙の水分を公立よく搾り取ることができるというシュープレス用ベルト。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月25日放送 18:00 - 18:30 テレビ東京
知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜(知られざるガリバー)
ティッシュペーパーの製造工程で重要な役割を担うパーツが、紙から水分を搾りとる抄紙用フェルト。輪の形になっていて長さはおよそ45m。抄紙用フェルトは紙を挟んでローラーの間を通ることで、その圧力を使って紙の水分を搾りとっていく。抄紙機が休まず稼働するにはフェルトが吸い取った水分を排出して洗浄する工程も組み込む必要がある。抄紙用フェルトが水分をどれだけ搾り取れるか[…続きを読む]

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