イチローさんが日本選手として初めて、アメリカ野球殿堂入りを果たした。過去に野茂英雄さん、松井秀喜さんが候補に挙がったが、殿堂入りを逃している。大リーグでは約2万人がプレーしてきたとされているが、殿堂入りには打者なら3000本安打、500本塁打、投手なら300勝が目安とされる。イチローさんは10年連続で200本安打をマークするなど、通算3089安打を記録。オールスターゲームでは史上初のランキングホームランを放ち、MVPにも輝いた。イチローさんは27歳の時に大リーグに挑戦し、1年目のキャンプでは「日本に帰れ」と揶揄された。だが、実績を打ち立て、批判や中傷を跳ね返した。
現役引退後、イチローさんはストイックにトレーニングを継続し、高校生の指導では「投げる、打つ、走る」を実演する。4年前からは女子の高校野球選抜チームと試合を開催。全日本女子野球連盟の会長が挨拶した際、イチローさんからは「僕は本気ですよ」と言われたという。過去には足をつりながらも完投したことがあり、会長は「真剣勝負からなにかを感じて欲しかったからでは」と話す。殿堂入りの会見で、イチローさんはドアノブがボールのデザインになったドアを開いたTシャツを着用していた。好きなことを見つけて夢中になれることに飛び込んでいこう、そのドアを開けてみようという意味を込めていたという。
現役引退後、イチローさんはストイックにトレーニングを継続し、高校生の指導では「投げる、打つ、走る」を実演する。4年前からは女子の高校野球選抜チームと試合を開催。全日本女子野球連盟の会長が挨拶した際、イチローさんからは「僕は本気ですよ」と言われたという。過去には足をつりながらも完投したことがあり、会長は「真剣勝負からなにかを感じて欲しかったからでは」と話す。殿堂入りの会見で、イチローさんはドアノブがボールのデザインになったドアを開いたTシャツを着用していた。好きなことを見つけて夢中になれることに飛び込んでいこう、そのドアを開けてみようという意味を込めていたという。