この社屋を丸ごと手掛けたのは今夜の主役のイトーキ。イトーキは日本で初めて学習机を製造販売した創業134年の老舗メーカー。その本社は東京・日本橋の巨大なオフィスビルの中にある。現在の主力事業は、次世代オフィスのプロデュース。コンセプトづくりから内装工事までを請け負うビジネスで成長してきた。カルビーやサントリーなど大手企業からも引っ張りだこで合計4万件のオフィスを手掛けている。赤字に苦しんだ時期もあったがV字回復。去年の売上は1329億円を突破し過去最高。イトーキ本社は3フロアを順次最新オフィスの改装し、最新オフィスの使い勝手を試している。入社2年目の大塚は転職組で、このオフィスが会社選びの決め手になったという。その心を掴んだオフィスは屋外のイメージと屋内のイメージで作られた場所で集中力が途切れづらい。照明や家具、インテリアで屋外と屋内を表現。その日の仕事の内容や気分に合わせて好きな場所を自由に選べるようにしている。集中したいときは私語生禁止のエリアも。デスクは昇降式で立ったままも選ぶことができる。大きなモニターがついていて細かい作業にも集中できるという。大人数で話し合う時は、中心に据えられたのは360度カメラでこれ1台でリモート参加者から全員の顔が見えるという。さらに独自開発したソファがありリモート会議あるあるの音の悩みが解決。離れているとリモートの相手ん声がほとんど聞こえないが近づくとその声が聞こえるように。こちら側の声は集音マイクが1m以内の音しか拾わず相手も周囲のざわついが気にならない。リモートで個室を探す必要がなくなるという。こうした家具を求めてイトーキの本社には、年間2万人がやってくる。この日は東横インが来社した。本社はショールームの役割も果たし実際に家具を使用している場面も見ることができるという。
イトーキの技術の粋を集めた椅子がある。名前はアクトチェア。10万円を超えるが累計16万脚を売ったヒット商品。その工場に潜入。特殊なカメラでセンサーをつけた社員を撮影し、これをCG化して、人の動きをデータに落とし込み、分析している。人がどう動くかを突き詰めて作ったのがアクトチェア。背もたれは1本の柱で支える構造なので座りながら上半身をひねることもできる。また、肘当てはワンプッシュで上下左右と自由自在。好きな位置で止めることができる。小柄な人に優しい機能にはサイドのレバーで座面の長さを調節しもも裏の圧迫感を解消できるようにした。いずれも日本初の機能でこれまでになかった機能。今までにない商品を作る一方で、耐久性にもこだわっている。
イトーキの技術の粋を集めた椅子がある。名前はアクトチェア。10万円を超えるが累計16万脚を売ったヒット商品。その工場に潜入。特殊なカメラでセンサーをつけた社員を撮影し、これをCG化して、人の動きをデータに落とし込み、分析している。人がどう動くかを突き詰めて作ったのがアクトチェア。背もたれは1本の柱で支える構造なので座りながら上半身をひねることもできる。また、肘当てはワンプッシュで上下左右と自由自在。好きな位置で止めることができる。小柄な人に優しい機能にはサイドのレバーで座面の長さを調節しもも裏の圧迫感を解消できるようにした。いずれも日本初の機能でこれまでになかった機能。今までにない商品を作る一方で、耐久性にもこだわっている。
住所: 滋賀県近江八幡市上田町72