かつて全国有数の売り上げを誇ったというイトーヨーカドー津田沼店。今年9月頃に約50年の歴史に幕を下ろすことが決まった。駅前には競合店も多く並ぶ津田沼。80年代には各店がしのぎを削ることから「津田沼戦争」と呼ばれたこともあったそう。イトーヨーカドーは津田沼店を始め、千葉の柏店、横浜の綱島店など首都圏の6店舗を春以降に順次閉店へ。大正時代に衣料品店からスタートしたイトーヨーカ堂。その後は食料品など何でも揃う総合スーパーに成長。しかし時代と共に売上高は年々減少。イトーヨーカ堂は3年連続の最終赤字と経営不振が続いており、親会社セブン&アイHDの中でもスーパーストア事業の利益は2%ほど。構造改革が進められているイトーヨーカ堂では既に北海道や東北・信越地方の17店舗の売却や閉店を発表。2026年までに全国で93店舗まで減らす方針。
住所: 千葉県柏市柏2-15